アフターピルの市販化は遠い

アフターピルの市販化は遠い

欧米ではアフターピルが日本よりも手に入りやすい環境です。
スイスやカナダではアフターピルが薬局で売られており、薬剤師の説明のもと購入できるようになっています。

最近まで日本と同じように処方箋なしでアフターピルが購入できなかったアメリカでも、15歳からは処方箋なしで店頭で入手可能になりました。

日本ではアフターピルは病院に行って処方してもらわないといけないのですが、市販化に向けた話し合いも行われているのです。

薬剤師が消極的

2017年7月26日に厚生労働省である会議が開かれました。
ドラッグストアでカウンター越しに販売される薬(スイッチOTC薬)の候補に、アフターピルのノルレボ錠が挙がっていました。

会議には日本産婦人科学会や日本医師会、日本薬剤師学会などが参加していましたが、産婦人科学会のグループがアフターピルの市販化に前向きだったのに対して、薬剤師側が消極的な姿勢だったのです。

その理由として、アフターピルの市販化が実現すると、薬剤師の教育レベルを上げなければならないということがあげられます。
結果、その会議ではアフターピルの市販化が見送られたのでした。

性犯罪が増えている日本ではアフターピルの必要性が高まる

日本国内の犯罪数は全体的に減少傾向にある一方で、性犯罪が増加しているという警視庁のデータがあります。

その被害者のほとんどは女性で、避妊なしのセックスを強要される、つまりレイプされるということが起こっているのです。

もしそのようなことになってしまったら、妊娠を防ぐためにアフターピルが欠かせません。
しかし、今の日本の法律では最速でアフターピルをゲットするには病院に足を運ばないといけないのが現状です。

もし連休などで病院が開いていなかったり、地方など病院が近くにない場合は諦めざるを得ない状況になってしまいます。